生活水・富田の水 秘伝のマインタイトによる活力水をご紹介。浄水器いらずの水 健康の泉は体内 70%の水

『活力水』とは・・・

水分蒸発量

液体の水を加熱すると、温度上昇とともに表面にある水分子は周りの水分子の引力を振り切って、表面から飛び出していく。この現象が蒸発である。水の蒸発は室温でも起こっている。水のクラスターサイズが小さければ、液体の水は周りの水分子の引力も弱く、蒸気の状態に近いために、水分子は表面から飛び出しやすく、蒸発も速い。水のクラスターサイズが大きければ、液体の水は氷の状態に近く、水分子は互いに水素結合で大きなサイズのクラスターを形成している。水が蒸発するためには、この水分子間の水素結合を切断する必要があるため、外からエネルギーを吸収しなければならない。そうでなければ、分子間の水素結合のために、蒸発しにくいことになる。このように、水分蒸発量の測定は、クラスターサイズを観測しているため、機能水の評価法としては悲破壊測定法の一つとして期待される。
測定法
蒸発速度は温度に敏感に依存するため、厳密な温度制御が必要である。外気の温度差に影響されないように、槽を二重にする。外側の槽(温度調節室)を温度調節することによって、内側の槽(計量室)の温度を一定に保つことが必要である。外気の湿度についても、同様に二重構造にして、内側の槽(計量室)の湿度を一定に保つ必要がある。市販の装置としては、神榮産業(株)製農水クラスターサイズ分析装置SKJ-500がある。恒温恒湿の内槽の計量室に、精密電子天びんを置く。そのすぐ横に、直径約20pの円柱筒を置き、その中に機能水を入れる。機能水の温度が一定になれば、測定を開始して、電子天びんの重量の変化を経時的に測定する。縦軸に水分蒸発量を、横軸に経過時間をとり、その初期勾配から水分蒸発速度の程度が吟味できる。この値は、小さければ水のクラスターサイズが小さく、逆に大きければクラスターサイズが大きいか、水分子が蒸発しにくい構造を取っていることが判断できる。
適用例
蒸留水、水道水、遠赤外線放射セラミックス水および磁気処理水の水分蒸発量の経時変化を示したものである。蒸留水は蒸留した後、2日間保存後に使用した。そのため、水のクラスターサイズが比較的に大きなものである。
水道水は、採水直後のものであるため、水道管と流れの方向とで切断応力がかかっているため、クラスターサイズがいくぶん小さくなる傾向がある。水分蒸発量でも、初期の状態では水道水のほうが、蒸留水に比べて蒸発しやすいことがわかる。
遠赤外線放出セラミックス水は、放射遠赤外線の効果でクラスターの水素結合を切断するため、小さなクラスターサイズの水に機能化される。そのため、水分蒸発量は蒸留水、水道水に比べて、非常に蒸発しやすい水であることがわかる。
磁気処理水は、表面張力が低くなり、かつ、クラスターサイズの小さな水分子が水の表面から蒸発するとき、これらの表面に配向した水分子と衝突したりして、立体障害的に水分蒸発を阻害するため、水分蒸発が抑制される。測定効果も、100分以降の経過時間からそのような傾向が認められる。
処理水の特性・性状
セラミックス球を細密充填した筒の中を 1回通水処理した水、および原水の水道水について、その特性値を比較した、溶存酸素量はセラミックス水では12〜13rmL-1で、水道水では10rmL-1で、若干の差異が認められる。酸化還元電位はセラミックス水が580mv、水道水が500mvであった。導電率は両者とも0.3sm-1の値で変化が認められなかった。天然の麦飯石のように、石に含まれている微量成分が溶出はないことがわかる。セラミックスを通した水がどのように変化しているのかについての詳細な原理はまだ解明されていないのが現状であるが、セラミックスから放出される遠赤外線の微弱エネルギーによって、水構造が何か変化することは事実である。水分子間のクラスターを形成する水素結合は、約 5 カロリー/モル程度のエネルギーであるため、このエネルギーに相当する光は約5чmの波長に相当する。上述のマインタイトセラミックスは、放射最大波長が8чm近傍で遠赤外線を放射していることが解明されているために、十分水分子間のクラスターの水素結合を切断することができる。このため、クラスターサイズの小さな水に変換している可能性がある。両者の水分蒸発速度を測定すると、大きな差異が認められ、セラミックス水のほうが水道水に比べて明らかに蒸発速度が大きいことが認められた。このことから、セラミックス水のほうが水道水に比べて、クラスターサイズが小さくなっていることが推察される。